【初心者向け】最初に入金するべき証拠金は〇〇円!!その理由も解説!!

こんにちは、ゆきうさぎです。


FX口座の開設はしたものの「いくらで始めたらいいのかわからない…」と思ったことはありませんか?


「1000円とか1万円から始めよう!」「まずは少額から…」と考えている方も多いのではないでしょうか?


ところが、少額で始めれば安全とは限らず、むしろ自ら危険を引き寄せている場合があるのです。




実は、最初に入れておく金額として「このくらい入れておけば問題ない」という目安の額があります。




そこで今回は、FXをする時に「最初にいくら入金しておくべきなのか?」について、書いていこうと思います。

この記事は「すでにFX口座開設が済んでいる方」に向けて、

  • ズバリ、いくら入金すればいいの?
  • 入金額を決める根拠は?
  • 「証拠金は多くないと勝てない」って聞くけど本当?

といった悩みを解決していきます。

口座開設がまだの方は、こちらの記事で口座開設の仕方をわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事はあくまで管理人の考えを述べている記事です。

内容を鵜呑みにするのではなく、あくまで一個人の考え方として受け止めてください。

その上で、参考になるところは取り入れ、不要なところは無視するなどして、この記事を活用してください。


それでは、いきましょう!!

目次

最初に入金する額の目安は「10万円」


FX未経験者・初心者にとっては、どのくらいの額が適正なのか、よくわかりませんよね。


そこで、最初に入金額の目安をお教えします。

最初の入金額の目安は『10万円』

です!



口座開設前は「最初は1000円とか1万円でやってみようかな!」と考えていた方もいるでしょう。


そんな方からすれば「え、最初からそんなに入れた方がいいの…?」と思われるかもしれません。




しかし、私がこの額を目安としているのには理由があります。


これから順番に説明していきますね。




なぜ「10万円」なのか?


なぜ私が「最初に入金する金額の目安は『10万円』」と考えたのか。



その理由は以下の通りです。

「最初に入れるなら10万円」と考えた理由

  • そもそもFXをするためには、最低でも6万円くらい必要
  • ギリギリはむしろ危ない
  • チャンスを逃さずにすむ
  • 無駄なミスが減る

簡単に言えば、「最低でも6万円くらい必要 + 余裕を持たせる = 『10万円』」ってことなのです。


とはいえ、これだけだとピンとこない方もいるかもしれませんので、それぞれの理由についてもうちょっと深掘りしてみましょう。


そもそもFXをするためには最低でも6万円くらい必要


まずは1つ目。


そもそも、FXをするには「最低でも6万円ほど」が必要です。




FXで取引できる通貨ペアに「ドル円」があります。


ドル円はとてもメジャーで、FXをするなら誰でも取引することになる通貨ペアと言っても過言ではありません。


そのため、「ドル円を取引するのに必要な証拠金の額=FXをするのに最低限必要な額」と考えて問題ありません。


そのドル円を取引するのに必要な証拠金が「6万円くらい」というわけです。
(※ 2022年11月現在)

2022年11月現在では、

ドル円=140円前後なので、1ロットを持つためには、
140円×1ロット(10000通貨)=1400000円必要です。

日本の証券会社では最大レバレッジが25倍ですから、
1400000円÷25=56000円。

ドル円の価格は日々変化しますので、140円よりも価格が上昇すれば56000円では足りませんし、140円より価格が下落すれば56000円より少なくてすみます。

つまり、日々の価格変動を考慮すると、日本の証券会社でドル円を取引するためには最低でも6万円くらいはあった方がいい、ということです。
(※最低ロットが1ロットの証券会社の場合。)


ギリギリはむしろ危ない


次に2つ目。


「ギリギリはむしろ危ない」は基本的に何にでも言えることですが、FXにも当てはまります。




たとえば、誰かと待ち合わせをする時のことを考えてみましょう。


相手を待たせてはいけない場合、約束の時間より少し早めに着くように家を出ますよね。


そうすれば、不測の事態が起こった場合でも遅刻せずにすむ可能性が高くなります。



しかし、約束の時間ちょうどに着くように家を出たらどうでしょうか?


少しでも想定外が起きたらアウトですよね。





FXでも同様のことが言えます。


FXには強制ロスカットというものがあります。


含み損が増えすぎると、あなたの保有している通貨ペアを証券会社側が強制的に決済できるシステムです。


これは投資家保護のためのシステムなのですが、「自分が意図しないタイミングで決済されてしまうシステム」とも言えます。


ギリギリの証拠金しかない場合、この強制ロスカットが発生してしまう可能性が高まります。


なぜなら、為替の値動きでは想定外のことがよく起こります。


ギリギリを攻めていた場合、この想定外が起きた時に耐えられないわけです。


でも、その想定外が起きても対応できるくらいの余裕があれば、大ケガするのを避けられます。


つまり「ギリギリはむしろ危ない」は「余裕を持っておこう」と言い換えることもできます。


チャンスを逃さずにすむ


3つ目です。


証拠金が10万円くらいあれば、チャンスを逃さずにすみます。




FXでは、日によってチャンスの通貨ペアとそうでない通貨ペアがコロコロ入れ替わります。


そのため、「昨日はあの通貨ペアだったけど、今日はこの通貨ペアが良さそう」という風に、日によって取引するペアを変えることもよくあります。


その日の状況によって戦う土俵が入れ替わるってことですね。




しかし、取引するために必要な証拠金の額は通貨ペアごとに異なります。


そのため「ドル円では余裕のある証拠金額」が「別の通貨ペアではギリギリの証拠金額」になることもあります。


もし「チャンスが来てる!」と思った通貨ペアに対して、証拠金がギリギリだとどうなるでしょうか?


その通貨ペアを買ったとしても、すぐに強制ロスカットされてしまうかもしれません。


もしかしたら、証拠金が少し足りなくて取引できず、そのうちにチャンスを逃してしまうことだってあります。




FXではいつチャンスが来るかわかりません。


そのため、いつでも対応できるように準備しておく必要がある、ということですね。


無駄なミスが減る


4つ目です。


証拠金が10万円くらいあれば無駄なミスが減ります。


要は、ちょっとした対策をすれば防げるようなミスが起きにくくなるのです。




先ほど「証拠金がギリギリだと狙っていた通貨ペアを取引できない可能性がある」とお話ししました。


こういう状況になった時、人は焦ります。


なぜなら、目の前にチャンスがあるので、これを逃すまい!と躍起になるわけです。




しかし、焦った状況ではミスが起こりやすくなります。


証拠金が不足していたら急いで入金しようとします。


その時に入金額や入金先を間違えてしまうかもしれません。


もしかしたら、使ってはいけない分のお金に手を出してしまうかもしれません。


そして時間が経って冷静になった時に後悔するハメになります。




このように、証拠金に余裕がないときには無駄なミスをしてしまいがちです。


FXでは感情が揺さぶられた時の取引は必ずと言っていいほど、失敗します。


長い目で見てもいい結果にはつながりません。




勝ちトレーダーへの第一歩は、常に冷静に淡々と判断できるようになることです。


常に準備をして余裕を持っておけば、冷静さを保ちやすくなります。

 
 
 

資金は多ければ勝てる?


さて、ここまでで「証拠金は少なすぎても良くない」ということはわかっていただけたかと思います。


では多いのはどうなのか?


巷では「FXは資金が多くないと勝てない」「資金が少ない人はカモにされるだけ」と言われているのを目にします。


これは実際のところ、どうなのか?と疑問に思っている人もいるでしょう。




その疑問に対する私の考えとしてはこうです。

勝てる勝てないの話に、資金量は関係ない

要は「資金が多かろうが少なかろうが、勝てる人は勝てる。勝てない人は勝てない。」ということですね。




なぜなら、FXで勝つためにやることは資金量に関わらず同じだからです。


分析をして、勝てるところで注文して、利益が出ている時に決済する。


時には負けることもありますが、トータルで利益>損失の状態を作り出す。


勝てる人はこれを繰り返しているだけです。




なので、


証拠金が1000万円で勝てる人は証拠金が10万円だろうとお金が増えていくし、

証拠金が10万円で勝てない人は証拠金が1000万円あってもお金は増えません。




FXで勝つのに重要なのは、資金量ではなくやり方なのです。


ですから、「10万円だと勝てないから、100万円入れよう!」なんてことは考えないでください。


そんなことをしても自ら傷を大きくするだけです。


それよりも「なぜ勝てないのか? どうしたら勝てるようになるのか?」を徹底的に考え抜きましょう。


資金量で変わるのは資金の増加スピード


では資金量によって変わるのはなんなのか?


それは資金の増加スピードです。




たとえば証拠金に対して1%増加するとした場合、


10万円なら1000円の増加ですが、1000万円なら10万円増えます。


これを10回繰り返したら、1万円と100万円という差が開きます。


何度も積み重ねれば、かなりの差が開くことは容易に想像できますね。




FXで数億円を稼いだというインフルエンサーもいます。


彼らが数年という比較的短期間で数億の資産を築けたのは、2000万〜3000万円という多額の証拠金を入れていたからです。


彼らなら10万円でも増やしていけたでしょうが、それでは時間がかかります。


勝てる人でFXに回せるお金がたくさんあるなら、それを注ぎ込んだ方が早く増えますからね。
※ 何度も言いますが、勝てていない人が大金を注ぎ込んでもなくなるだけなので絶対にやめましょう!
 
 


 

まとめ


というわけで、最後に今回の内容をまとめておきましょう。

<今回のまとめ>

  • 最初の入金額の目安は「最低6万円くらい必要 + 余裕」=『10万円』がオススメ
  • 証拠金には余裕がある方がメリットが大きい
  • 「証拠金が多くないと勝てない」は間違い

この記事では、以上の内容をお話ししてきました。




しかし、最終判断は必ずご自分でお願いいたします。




というのも、お金の使い道を決める要素は下のように挙げられますが、

  • 金銭感覚
  • 生活水準
  • 毎月の収入
  • 貯金に回したい額
  • 他の資産に振り分けたい額

これらの基準は人によってかなり差があるからです。


他人の基準をそのまま自分に取り入れても絶対にうまくいきません。


なので、他人の意見は参考にはしても鵜呑みにはしないでください。


この記事で「私が最初に入れるなら10万円」と言ってますが、別に7万円でも8万円でもいいのです。


大事なのは、先ほどまとめたような内容を知った上で、あなたの状況にあった入金額を決めてもらうことです。


FXは無理をしてまでやるものではありません。


「FXで1円でも増やせたらラッキー」くらいに考えて、うまく付き合っていきましょう。




以上、この記事が参考になったら嬉しいです。


それではまた!!

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