株においては、短期トレードよりも中長期投資の方が勝ちやすい可能性がある。
とはいえ、どっちも試してみるのがいいと思う。
どっちに適性があるかわからないし、どっちもやることで時間軸における分散が効くことにもなる。
というわけで、こっちでは中長期投資に勝つにはどうするかを考えていくことにする。
ただ、わがままというか私の願望として、資産増加に対してそこまで待っていられない部分がある。
投資のリターンというのは、「資産が何倍になったか」だけでなく、「どのくらいの時間でそうなったか」というのも大事であると思っている。
ぶっちゃけ、10年で2倍になったところで、私の資産レベルからしたら大して嬉しくない。
(もちろん資産が増えてるだけで嬉しいけれど、その結果を得るのに10年間を費やした、というのはリターンとしてどうなのか、という考えがある。)
そのため、ここでは主に、中期投資(1年で1.5倍~2倍くらいを目安)に焦点を当てて、いろいろ検証していこうと思う。
とにかく、株に関しての知識や経験が浅いので、少しでも向上していけるようにやってみる。
1年くらいで1.5倍~2倍になる銘柄が理想的
まず前提として、中期投資では短期トレードと違って、企業価値に株価が収束していくことをある程度考慮に入れる必要がある。
長期ほどではないにしても、やはり中期的な展望を見越して投資をするとなると、どうしても企業の業績は無視することはできない。
とはいえ、それだけでは不十分と考える。
中期(私個人の感覚では保有期間が1~2年くらい)で株価が大きく伸びる銘柄となると、中期的な株価の是正が必要になるので、企業の努力だけでは難しい部分がある。
(企業の成長には何年という単位での時間がかかるからだ。)
ということで、マクロ的な地合いやテーマの力を借りる必要がある。
それと同時に、勢い(モメンタム)も大事になってくる。
みんながこぞって買いに来るタイミングでこそ、株価は比較的短期間で大きく上昇するし、そのタイミングに乗ることで効率よく資産を増やすことができる。
なので、そういうタイミングで適切な銘柄を選択したい。
そのためのスクリーニングの基準を、自分なりに設定する必要があると考えている。
まとめると、
ということが大事になると思う。
中期で投資するなら「業績+テーマ+チャート」がいいと思う
じゃあ、そもそもそんな銘柄ってどういう銘柄なのか?という話。
こんなの簡単にわかれば誰も苦労しないので、あくまでも私の考えという話になるが、
・少なくともこれまで業績成長を継続していること
・世界的に大きなテーマが動いていること
・そのテーマに少なからず関連していること
・チャート的に大きく伸びてもおかしくなさそうなこと
ということが必要になると思う。
基本と言われればそれまでだけれど、とはいえその基本ができていないと感じることが多かったので、今回は基本に沿って進めていくことにする。
(料理もレシピ通り作れないタイプなので、脱線して我流を混ぜないように注意しながら考えていくとする。)
チャートは大事な情報源
ということで、まずはチャートから見ていく。
なぜチャートから見るのが一番先なのか、と言うと、「チャートは結果だから」である。
研究・検証として、先ほど挙げた要素が実際に株価上昇にどのように影響を及ぼすのか、を調べる必要がある。
その際に、事実として、結果として残っているのがチャートである。
株価が大きく上昇した銘柄は、その軌跡がチャートとして残っている。
ならば、自分が理想とする値動きをしている銘柄をチャートから探してピックアップし、それらに共通する要素を考えていくのが効率がいいと思ったからである。
それに、FXをやっていたことがあるので、チャートに関する知識というか感覚は、業績やテーマなどのファンダメンタルズに関するものよりもあるため、とっつきやすいからだ。
最初はハードルが低いところから攻めるのがいい。
チャートから見る「伸びる銘柄」と「選ばない方がいい銘柄」の特徴・共通点
ということで、いくつかの銘柄のチャートを見比べてみて、「伸びる銘柄にはどういう特徴があるのか?」というのをなんとなく考えてみた。
見比べたのは100銘柄のうち、個人的に論外なチャートをしているものを除いて75銘柄くらい。
成功例だけを見たわけではなく、大きく伸びたやつもそうでないやつも含まれているので、いい銘柄・悪い銘柄それぞれの共通点が見つかっているはず。
まずは大きく伸びている銘柄のチャートでよく見られた共通点から。
以上が大きく上昇した銘柄のうちの多くに認められた共通点である。
(当然ながら、上記の共通点をすべてを含んだ銘柄はほとんどなく、大体が上記のうちの一部を持っていた、という話。)
特に、
・移動平均線の動きがきれい
・パーフェクトオーダーになっている
・大きく伸びる前には、ローソク足が移動平均線の上を推移している
というのはかなり多くの銘柄に共通して見られた要素である。
さらに、
・史上最高値を越えた後、一旦戻ってくる場合もそうでない場合も、移動平均線にタッチしたタイミングで上昇勢いが強まる
というのも、割と多くの銘柄に見られた兆候である。
ただし、これは完成したチャートから引っ張ってきた要素なので、実際に投資をするなら「この要素を満たす可能性があること」を見通したうえで、買いを入れなくてはならない。
ということで、実際に買うかどうかのタイミングでのチャートの条件は、
・移動平均線がきれいに動いている
・ゴールデンクロスしそう
・ゴールデンクロスした時に上昇勢いが強い
・移動平均線がパーフェクトオーダーになりそう(もしくはなっている)
・史上最高値(もしくは注目されやすい高値)を越える前もしくは越えた時に、上昇勢いが強くなる
(目立つ大陽線が発生する)
という感じかな。
これらの要素を満たすほど、優位性は高そうというイメージ。
あくまで、私個人の見解だけれども。
逆に、これは選ばない方がいい、というチャートに関しては、
・値動きが荒い (ヒゲが多いし長い)
・移動平均線がガタガタしている
・傾きが急な下落トレンドが続いている (もしくは最近まで続いていた)
このあたりは、一時的に上昇することはあっても思ったより伸びないとか、下落するときは早く大きく落ちる傾向があるとか、そもそも方向性が全く読めないとかで、
わざわざ見る必要もないし、仮に伸びたとしても見逃していい銘柄と考える。
そんなのを見るよりも、日本企業は3800社近く上場しているのだから、絶対にもっといい銘柄がある。
実際に買う時、どういうタイミングを狙うべきか
ここまでである程度、いい銘柄のチャートの兆候・特徴を自分なりに知ることができた。
しかし、これまでのチャートの話は、すでに伸びた後のものから判断している。
実際には伸びる前に買えなかったら意味がない。
というわけで、実際に買うとしたらどういうタイミングか?を考えてみる。
これまでチャートを見た限り、自分的に「これは取れるかも?」と思ったタイミングを挙げてみると、
・史上最高値(もしくは注目されやすい高値)を更新して伸びていくタイミング
・長い期間、底値で推移していたものの、上昇転換したタイミング
・大きめ、そして期間も長めな調整があった後、上昇再開するタイミング
の3つがよさそうと思う。
これらのタイミングが買いやすそうと思う理由は、「基準がわかりやすい」というところ。
史上最高値(もしくは注目されやすい高値)を越えていくかどうか、なので分かりやすい。
長期に渡って底値で推移というのも、短期間ならどこか底値かわかりづらいけど、長期間同じような水準で横ばいになっていたら判断しやすい。
大きめかつ長めの調整はすべてが判断できるわけではないけど、その中でも「トレンドラインが明確に引ける調整」というのがあって、これはわかりやすい。
(そのトレンドラインを上抜けしたらトレンド再開、と判断しやすい)
なので、上記の3つのタイミングはチャートから判断しやすいので、そうでない銘柄をチャートをパッと見て弾けるため、スクリーニングにも使えると思う。
別の視点からの評価も必要
ということで、ここまでチャートの観点から伸びる銘柄をいかにして見つけるかを考えてみた。
しかし、当然チャートのみで判断するのは難しいし、すべてが当てはまるわけでもない。
なので、複数の視点から見て、銘柄を評価しなくてはならない。
というわけで、次は「大きく伸びた銘柄の、上昇を開始したあたりではどのようなファンダメンタルズになっていたのか」という視点から考えてみることにする。
それに関してはまた次の記事にしようと思う。